祥月命日 – – 足技&手技&カッピングの統合施術 ~Salon CureHeal~
今日は父の44回目の祥月命日。
私の父はとてもマメで、5年間の家族の会話を20本近くのオープンリールテープに残してくれていました。父の死後、母は「悲しくなるからこわくて聴けない」とずっと押入れにしまったままにしているうちに、再生する機器もなくなり、テープだけが残っていました。
そのままではもったいないので、数年前にすべてのテープを専門店でCDにダビングしてもらって私が最初に音声を聴きました。
今日は特別な日なので、父を偲びつつ勉強も兼ねて編集作業とネットへのアップを試みました。
音声は1971/3/24、喉頭ガンの治療のために父が入院する日の朝の食卓の会話です。(結果的に半年の入院生活の末、死去💧)
無邪気に応答している妹と私、そして、それを見ていた父親と母親の気持ちはどんなにかつらかっただろうと思うと泣けてきます。
私の記憶の中の父はすでに声帯を亡くしていたので、こういう形で残されていた父の肉声を聴くことが出来て幸せです。
5歳の私が道端で転ぶことを心配していた父、自分が入院することで2人の子供の世話が大変になることの母への気遣いの言葉、愛にあふれた4人家族だったんだということがとてもよくわかります。
- きのうまで身体があった人がいなくなるってどういうこと?
- ガンって何?
- 人を死なせてしまうほどの病気って何?
- なんでガンっていうのは人が死ぬの?
- なんで死んだら戻ってこないの?
小さい頭の中に いろいろいろいろ疑問が湧いてきたのを覚えています。
ガンという病気が怖かった。なのに私も25年後にガンの宣告を受けました。幸い早期発見だったので、手術で完治しています。再発しないよう気をつけています。
私の身の回りの人には病気で苦しんでほしくない。だから健康情報を勉強し、メルマガやブログで一生懸命お伝えしています。
父はいつもキリンビールを飲んでいました。私は普段ビールはあまり飲まないけれど、今日はビールを買って父に捧げます。
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